問題が起こる教育の世界

これまでの日本の教育会では、何か問題が起き、それへの対策がとられると、しばらくして、また別の問題が起きるという繰り返しです。
1980年代、各地で校内暴力の嵐が吹き荒れます。
先生が生徒から袋叩きにされたり、校内の備品がことごとく壊されたり、という被害が続出します。
やがて校内暴力は下火になります。
代わって大きな社会問題になったのが「いじめ」です。
いじめを苦に自殺する中学生が相次ぎ、再び国民的な関心事となります。
いじめの存在に気づかない教師のあり方も問題になり、全校をあげて、イジメ問題に取り組む学校が増えていきます。
そのころから、今度は不登校の生徒の数が増え始めます。
当初は、先生や級友が毎朝迎えに行き、無理やり学校に引っ張ってくるという取り組みがありましたが、むしろ逆効果だという専門家からの指導を受け、無理強いしなくなります。
学校にいかない生徒のためのフリースクールも各地にでき、文部省も、「一定の条件を満たすフリースクールに行けば、本来の学校への出席日数として計算していい」という柔軟な方針に変わってきたようです。